にらさき日記

20代男性のブログ。日常、旅行など

オーロラを見に行く① ANAで羽田からミュンヘンへ NH217便エコノミークラス搭乗記 B787-8

オーロラを見に行くために冬のヨーロッパへと行ってきました。ヨーロッパまではこれまでに貯めたANAマイルを利用して特典航空券で往復ANA搭乗で向かいました。今回は、往路のミュンヘンまでの記録です。目次は以下の通りです。

⓪ANAの国際線特典航空券を発券する
①羽田空港まで
②羽田空港にて
③ANA国際線ミュンヘン行きに搭乗
④ミュンヘン空港にて

 

 

 

⓪ANAの国際線特典航空券を発券する

ANAの国際線航空券は枠が少なく、その上高額な燃油サーチャージがかかることで悪名高い。しかしながら、10万円ほどの燃油サーチャージなどの追加料金さえ払えばヨーロッパまで日系航空会社の便で往復できるということは魅力的である。今回はANAマイルの有効期限が迫っていたこともあり、有休をあらかじめ確保して8か月ほど前から旅行の準備を進めた。

しかし、ANAの特典航空券のサイトを開いても既に目当ての便は満席であった。既に有休を確保してしまっていたのでマイル利用は半ばあきらめ気味ではあったが、とりあえず空席待ちを登録しておいた。

するとしばらく時間が経ってから「【ANA】空席待ちがご用意できました」とメールが届き、搭乗できることとなった。私はANAの上級会員でも何でもないが、とりあえず待っておけば購入できることはあるようだ。特典航空券でエコノミークラス発券の情報はあまり個人ブログなどで見当たらないので意外であった。尤も一人での待機だったからすんなり購入できたのかもしれないが。

メールが届いた時点で即決で航空券を購入。往路は羽田からミュンヘン、復路はロンドンから羽田までとし、45000マイル+106300円であった。閑散期なのでANA便でのヨーロッパ往復の経費はこれが下限であろう。

旅程

実のところ、オーロラを見に行く予定だったので北欧の空港までのチケットを購入したかったが日程があわないのとマイルが足りないので通しでの発券は断念し、分割発券とした。また、自分が把握していなかっただけではあるが、日本の国内線のチケットもマイル数は同じままで追加できたようだった。

 

 

 

①羽田空港まで

時は流れ、搭乗当日の1月の金曜日、夕方の定時までで通常勤務をしっかり終え、自宅でサッとシャワーを済ませてから東海道新幹線の車中の人となった。お盆休みの勤務と引き換えに得た有休の5連休を前後の週末と合わせての9連休の幕開けだ。

うっすら雪が積もっていた朝には遅延が目立っていた新幹線だが、夕方には解消されていた。名古屋からあっという間に品川に到着した後、浜松町から東京モノレールに乗車した。

東京モノレール@浜松町駅

モノレールの車窓を東京タワーが過ぎ去っていった。

車窓の反対側では昨年英国空母が寄港した東京国際クルーズターミナルの煌々と輝く「TOKYO」のサインが流れていく様子が見られた。

東京国際クルーズターミナルの英国空母を撮影した記録:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2025/09/24/210500

大井競馬場越しに沈む上弦の月。北極圏でオーロラを見る頃には満月になっているだろう。

東京モノレール車内。深夜発国際線搭乗客くらいしか利用者はおらず、先頭車は管理人の貸し切りとなった。

 

 

 

②羽田空港にて

羽田空港着後はまず某海外旅行保険のキャンペーンで当たったたびほけん(イッヌ)のお出迎えに第3ターミナルへと向かた。

たびほけん(イッヌ)
https://tabiho.jp/tabiho-ken/index.html

イッヌを回収したらすぐに搭乗便が出発する第2ターミナルへとバスで移動した。第3ターミナルからの移動は、セントレアが最寄空港の民が想像する5倍は時間がかかった。

羽田空港ターミナル移動案内:https://tokyo-haneda.com/access/travel_between_terminals/index.html

搭乗便の出発まで2時間を切っていたのでやや急ぎ目で国際線カウンターへと向かった。チェックインカウンターが自動になっており手間取っていたところ、グラハンさんに手伝って頂けた。ありがたい限り。

上限23㎏の預け荷物は限界まで積み込むスタイル。500mLのペットボトルのお茶は4日分ほど持ちこたえた。

荷物を預けたらすぐに保管検査場へ。深夜発ということもあり、乗客はほとんどおらず検査場もすぐに抜けることができた。

羽田空港の発便の案内。第2、第3ターミナルの両方が掲載されている。これから欧米およびアジア各地へと旅立っていく。ターミナル2を発着するのはすべてANA便だ。

検査場を抜けた先には免税店が広がっているが、仕事を終えてから食事をとっていない管理人はフードコートへと向かった。

訪日観光客向けにヘルシーラーメンなどの店が並ぶ中、カロリーたっぷりでしっかり胃をみたしそうな食事をみつけた。

われらが名古屋の台湾ラーメン!

欲を言えば名古屋で歌志件の油そばを食べてから新幹線に乗りたかったが、仕事終わりの旅立ちのギリギリスケジュールなのでこればっかりは仕方ない。

某国家試験前の彼女氏を日本に置いていくので就寝前の通話をしつつ搭乗を待った。

搭乗ゲートは69番。

今回の搭乗機のB787-8 JA822A
ゲートの都合上、機体をきれいに写せる場所はない。

上の写真だけを提示して機内紹介に移るのはあまりに芸がないので、別の機会に撮影したANAの同型機の写真を供覧する。

ANA B787-8 JA824A 2025/8/30 羽田空港
今回の搭乗機のJA822Aも昼間であればデッキからきれいに見えたことであろう

 

 

 

 

③ANA国際線ミュンヘン行きに搭乗

そして搭乗。

マイル利用エコノミークラス搭乗と、コスパを極めた管理人はもちろん右側のブリッジへと進んだ。

搭乗ドア。縦長のドア窓にも電子シェードが備え付けられている。

管理人は今回マイル利用の特典航空券での搭乗である。搭乗の半年以上前に発券できたため座席は選びたい放題なので最後部窓際の快適エコノミー席を確保した。

快適エコノミー席、34K。右隣は機体後部が絞られているため、空きスペースとなっている。

ほどなくドアクローズして、C滑走路から北に向かって離陸した。

快適エコノミー席の窓から東京湾を見下ろす。

すぐに右旋回したため、空港を見下ろすことができた。

つい先程までいた羽田空港を眼下に見下ろす。
後ろには東京の夜景が広がっている。

羽田からひたすら北東に進んでミュンヘンへと向かう。
機内では背面モニターでのエンターテイメントのほか、無料WiFiも利用できる。

機内では無料WiFiが利用できるが、無料使用分は、テキストメッセージのみ。LINEのテキストおよびスタンプ送信はできたが、Xのタイムライン閲覧や画像送信などは当然できなかった。

離陸して1時間ほどで最初の機内食が始まった。エコノミークラス最後尾で、食事が配られるのは最後であったが、2種類から選ぶことができた。

牛すき焼き丼!

機内食を堪能した後はしばらく深い眠りに落ちた。朝から通常通りに仕事をしていたのであっという間に数時間が過ぎていた。

 

 

 

目を覚ました時にはアラスカ上空を飛行していた。冬の北極圏は極夜になるわけだが、ちょうど極夜になるかどうかの境界線をしばらく飛行していたようで、1時間ほどオレンジ色の日の光を見ることができた。太陽は高く昇ることなくそのまま沈んでしまった。

冬のベーリング海の太陽を望む

ロシア国境をかすめつつ、アラスカへと飛行していった。

機内で鑑賞したのは「南極料理人」。飛行機からちょうど地球の反対側の、ペンギンも暮らせない南極の極限の環境の基地を舞台にした映画。基地での男のみの集団生活は男子校出身者にとってはとても面白い。

日本時間の朝6時半ごろ、夜食が配られた。
今回の便は夜の東京を飛び立ってから翌朝のミュンヘンまで夜を飛行している。

夜食を食べてから目を覚ますとグリーンランドを超えてイギリスに到達しようとしてた。

グリーンランドを横断して、イギリス上空へ

ちょうどこのころに2回目の機内食が支給された。

イギリス上空あたりで、2回目の機内食。蟹と鮭ごはんをチョイス。
ヨーロッパで食べれる質の担保された日本食は機内食くらいか(言い過ぎ)

機内のエコノミー区画を最後部の自席から。いかにも日本の交通機関という感じ。東海道新幹線にのってドイツについてしまったという感覚が近い。降りると異国なのだが...

飛行機はミュンヘンの東方で旋回してファイナルアプローチをしていた。
エコノミー席の充電環境だが、モニター下のUSB-TypeAがあるのみでtypeCやユニバーサルコンセントはない。

ミュンヘン・フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港に着陸

ミュンヘン空港はルフトハンザがA380の拠点空港になっている。フランクフルトにはルフトハンザのA380 は就航していない。
到着の記念撮影。ミュンヘンはマイナス5度

降機!

なんとか搭乗機を記念撮影。
フライトレーダーのまとめ
異国の現地語の地名をみてようやく異国にいることを実感。外資系だと搭乗した瞬間から海外旅行が始まった実感が得られるが、日系だと現地着してから異国を実感することになる。

入国審査もそれほど並ばずにスムーズに通過できた。日系航空会社だと英語を初めて使う場面になる。
別切り発券だったので預け荷物をピックアップして乗り継ぎ便まで空港で時間をつぶした。

ミュンヘン空港の到着口付近。

 

 


④ミュンヘン空港にて
ミュンヘン空港といえばここ、ターミナル間の吹き抜けが特徴的だ。

夜明けの空港。日本とはまた違った肌寒い風が通り抜け、ドイツに来たことを実感。
かつて空港アクセス線の候補に挙がっていたトランスラピッドの車両が、この吹き抜けに展示されていたが、2000年代前半に撤去されている。トランスラピッドは上海浦東空港アクセス線で実用化された。

吹き抜けにはフランツ・ヨーゼフ・シュトラウスの銘板が埋め込まれた柱がある。

空港に名前を冠されているフランツ・ヨーゼフ・シュトラウスは西ドイツ時代にミュンヘンが位置するバイエルン州の首相を長く務めた。パイロットのライセンスを持ち、自家用飛行機を自ら操縦して移動していたそう。"Ich bin weder Heiliger noch ein Dämon. Ich bin kein ausgeklügeltes Buch, sondern ein Mensch in seinem Widerspruch"は「私は聖人でも悪魔でもない。精巧に書かれた本でもない。あらゆる矛盾を抱えた人間なのだ。」という意味。誰しも矛盾を抱えて生きているものはそうだと思うのだが、それをこういった形で表現するのはゲーテの国ということも関係しているのか。同じくミュンヘンで活躍した音楽家にもフランツ・ヨーゼフ・シュトラウスがおり、こちらは息子のリヒャルト・シュトラウスがドン・ファン(Don Juan)の作曲などで有名。

脱線したので吹き抜けへ戻ります。

吹き抜けの反対側からはAudiの広告が目立つ。Audiの本拠地はミュンヘン北方80㎞にあるインゴルシュタットだ。

ミュンヘンが本拠地の自動車メーカーはこちらのBMWだ。後ろに移っているREWEのスーパーが比較的良心的な価格だった。

ちなみにミュンヘン空港はセントレアの提携空港であり、セントレアの第一ターミナルの展望デッキの下層階に紹介展示があるが、ミュンヘン空港でセントレアの紹介を見つけることはできなかった。

ターミナルから展望デッキへと向かう途中の洗練されたデザインの吹き抜け。

展望デッキが8時から開くようだったが、8時になってもアクセスゲートは開かず、退散した。

https://www.munich-airport.com/observation-deck-262087

この後はスカンジナビア航空に搭乗してコペンハーゲンへと向かった。:続き:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2026/02/28/020000
コペンハーゲンからストックホルム経由でトロムソに向かった記録はこちら:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2026/02/28/145400

これまでの長距離国際線の搭乗記はこちら

ルフトハンザ フランクフルト→仁川 B747-400:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2025/05/14/103000
アメリカン航空 ニューヨーク→パリ B787-8:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2025/04/26/120000
ZIPAIR 成田→サンフランシスコ B787-8:https://ma-te.hatenablog.jp/entry/2025/03/20/101500

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。