ヨーロッパから日本に帰国するルートとしては、直行便、中東・東南アジア・東アジア乗り継ぎが存在する。ドバイ・アブダビ・シンガポール乗り継ぎは既に経験していたので今回は東アジア乗り継ぎをチョイス。中国乗り継ぎは心的ハードルが高かったのでソウル・仁川空港乗り継ぎの別切り航空券で帰国することとした。フランクフルトからソウルまでは日本では搭乗できなくなったB747-400に搭乗できる予定とした。
ルートはブダペスト発でフランクフルト乗り継ぎ、韓国・仁川までだ。

3月10日にハンガリーを出発してドイツで乗り継ぐ予定だったが、この日はドイツの全空港のストライキ予定日ということで欠航となった。

前々回の記事に欠航と振替便への対処について、前回の記事にブダペストからフランクフルトまでの搭乗記を書いたので今回はフランクフルト空港の様子とフランクフルトから仁川までの搭乗記を書いていくこととする。前回までの記事はこちら。
➀フランクフルトで乗り継ぎ
ブダペストからの搭乗便が到着するターミナルと、仁川行きの便が出るターミナルは同じターミナル1であるが、シェンゲン協定を出る必要がある。
フランクフルト空港では出国後に食べれるおいしいものはあんまりないという彼女氏のアドバイスに従って出国ゲート前の売店でピザを購入。ヨーロッパ食ともここでお別れ。

最後のヨーロッパ食を済ませてから出国。



CoupraというのはVWの一部門で、展示車はTAVASCANという電気自動車らしい。
出発まで1時間以上時間があったのでLeisure zoneで休息。



自分の搭乗機の前に見ることのできた機体を並べていく。ルフトハンザは希少となった4発のエンジンを持つB747やA340を旅客機として運航する数少ない大手航空会社の一つだ。


こちらで帰れるものなら帰りたいが運賃が倍額以上...

ボーディングブリッジを外してタキシー中。




WBミスったので窓ガラスの青色に染まっている。

➁搭乗記
まもなく搭乗時間ということでゲート周辺へ。

ブダペストで印刷してもらった紙の搭乗券をかざしてゲートを通過。




座席にはクッションとブランケット、そして機内食のメニューが用意されていた。




シートベルトははめたり外したりがしづらい形だった。幼い頃にJALのジャンボジェットでセントレアから北海道に向かったときに外せなくなった思い出が蘇った。


搭乗してすぐに機内食メニューが配られた。


座席はフラップを眺められる40A席とした。




駐機中のエア・アスタナと離陸していくスリランカン航空が見える。






離陸後しばらくしてスナックが提供された。


しばらくは雲の上だったが地上をみることもできた。



ブダペスト南方を超えて日が傾いたあたりで夕食となった。
ソウル行きの便なので洋韓折衷の料理といった感じ。メニュー表曰くMeatball Teok Galbi Style with Pepper-Mushroom Ragout and Yume NIshiki Riceだった。
米は「ゆめにしき」という欧州産(主にイタリア)コシヒカリ。キムチはくさみのある韓国風だった。隣席のドイツ人カップルはキムチと唐辛子ペーストを全残ししていた。欧米人には厳しいのだろう。




(右)の油?っぽりものがはいっている日本風の醤油さしは「PE」の下の「キャップ」「ボトル」と書きたかったであろう文字が「キ♭ク」「ホへル」になっている。
食べ終わって外を眺めると日が暮れた後の黒海上空。程なくしてコーカサス山脈南方のジョージア上空に差し掛かった。

ジョージアは大コーカサス山脈を隔ててロシアと国境を接している。ロシアの国境紛争は2022年以来のウクライナ侵攻だけではなく、ジョージア・ロシアの境界の一部の南オセチアにおいても2008年ごろから南オセチア紛争などとして問題となっている。

飛行中に火らしきものが地上に見えた。アゼルバイジャン上空だった。アゼルバイジャンは火の国と呼ばれており、火を祭るゾロアスター教の拝火寺院(アテシュギャーフ)が有名だ。
中央アジアのこのあたりもいつか行ってみたいが、一人気ままに動き回れる大学生の旅はもうすぐ終わってしまう。

カスピ海に入ったあたりから記憶がない。寝落ちしていたようだ。
ふと目が覚めたのは日が昇る頃だった。


カスピ海を抜けた後はカザフスタンを通り、中国へ入ったようだった。
隣のドイツ人カップルが席を立ったタイミングで席を立ち、前側からエンジンを眺めることができるL2/R2ドアへと向かった。
ルフトハンザのB747-400は座席配置の都合上、エコノミー席からL2/R2ドアまで飛行中に向かうことができる。

ドアの側には気前の良いCAさんがおり、中国の上を飛んでいるよと教えてくれた。

L2ドアからは朝の光に包まれた翼とエンジンを眺めることができた。


4発のエンジンを堪能してから自席に戻った。

しばらくして朝食が運ばれてきた。メニュー表曰くScrambled Eggs with Vegetable Peperonata and Spinachだった。


食後にはリンツのチョコが配られた。



入国カードを貰って記入した。K-ETAがあれば不要なようだがよくわからず記入。今回は乗り継ぎでの入国なので韓国内の住所や連絡先は仁川空港のものを記載した。


しばらくしたらもう着陸だ。


https://www.flightaware.com/live/flight/map/DLH712/history/20250312/1425Z/EDDF/RKSI

上の航路の2度目の旋回・1度目の左旋回中に撮影。
最後の旋回をする前にフラップを下ろした。


仁川空港は撮影禁止のようなので飛行機の写真はここまで。
今回の飛行ルートはこちら。中央アジアはGPSが届いていないらしい。

到着後、別切り航空券なので一旦出国して預け荷物をピックアップした。

ソウルから続きの搭乗記はこちら。
最後に、ルフトハンザには学割運賃の設定がある。今回は知らなかったので利用しなかったがこれを読まれている学生にはぜひ利用してヨーロッパ旅行に行って頂けたらと思う。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。