にらさき日記

20代男性のブログ。日常、旅行など

アラバマ・バーミンガム(BHM)→パリ(CDG) ~A380の大西洋路線に乗ろうとしたら欠航になった話~

アメリカからヨーロッパへのフライトが欠航と遅延で無茶苦茶になった記録と、管理人がした対処を今回の記事でまとめます。

実際に搭乗した経路はBHM→ORD→JFK→CDGです。

もくじ

➀プロローグ~A380に乗りたい~
➁前日の乱~初回変更~
➂出発当日の乱~2回目以降の変更~
➃小休憩
⑤再出発

 

➀プロローグ~A380に乗りたい~

巨人機として有名な旅客機としてボーイングのB747とエアバスのA380がある。

B747(左)とA380(右)。いずれも2階建て航空機として有名

いずれも2階建ての機材だが、エコノミークラス席は1階席に割り振られており、2階にエコノミー席があることは少ない。ところが、アシアナ航空ブリティッシュエアウェイズカタール航空、エミレーツ航空(一部)のA380では2階席にエコノミークラスの設定がある。今回の旅程ではブリティッシュエアウェイズの2階席の窓側席を使って、大西洋を渡ってヨーロッパへ向かうフライトを予約した。

ブリティッシュエアウェイズのA380。サンフランシスコ国際空港にて。

British AirwaysのA380。右隣のアメリカン航空のB737と比べてかなり大きいことが分かる。

今回のチケットはアラバマ州バーミングガム(BHM)→ダラス (DFW)→ロンドン(LHR)→パリ(CDG)で購入。このうちのダラスからロンドンがA380運航便だった。

BHM→DFW AA4147(BA1697)  
DFW→LHR BA192 A380で運航予定
LHR→CDG BA314  

 

今回購入の航空券。通しで8万円弱+座席指定料金だった。

ロンドン経由のほうがパリまでの直行便より安く、また、ロンドンで降りるほうがパリまでの乗り継ぎ便よりも高額である謎現象が起こっていた。また、大西洋路線では北極周辺を飛行するのでオーロラを見ることができるので忍者レフを購入するなどの準備をしていた。

 

➁前日の乱~初回変更~

搭乗前日夜、一番楽しみにしていたフライトであるBA192便のキャンセルのお知らせメールが届いた。

キャンセル、だと?

予約していた2-3便目はダラス(DFW)からロンドン(LHR)経由でパリ(CDG)に行く経路だったが、DFWからアトランタ(ATL)経由でCDGへと向かうデルタ航空便に変更となった。

当然座席も変更されていて、DFW→ATLは通路側席、ATL→CDGは窓側ブロック3席の真ん中の席となった。さらに、この区間はデルタ航空のコンフォート+(プラス)シートが割り当てられ、プレエコ程ではないがややゆったり過ごせるように振り替えられていた。機窓からオーロラを楽しむことを予定していたが、縁のない高額座席を体験することも中々ないのでこの時点では受け入れることとした。

DFW→ATL→CDGがデルタ航空便に変更になった航空券。
BHM→DFWはアメリカン航空のままで変更なし。 AA3962→DL374→DL84

➂出発当日の乱~2回目の変更~

搭乗当日、滞在先の民泊からLyftでバーミンガム=シャトルズワース空港(BHM)まで向かった。米国南部の地域柄、Lyft(Uberより安い)の運転手は黒人が多い印象だった。バーミンガムはキング牧師が60年前に公民権運動をした場所だ。

バーミンガム空港到着後、アメリカ国内線の通常通りにアメリカン航空のキオスクでチェックインと手荷物タグを印刷して自分で荷物につけた。

この時に荷物の写真をとりあえず撮っていたことが、後で功を奏した。できればバーコードのナンバーまで写っていたほうが良かったがこれでもなんとかなった。

バーミンガム空港の保安検査はかなり空いているので、キオスクでのチェックインから20分と経たずして制限エリアに入ることができ、適当な売店で昼食とした。

昼飯。$13

バーミンガム空港の出発案内(左)。アメリカの空港の案内板は表示が発着順でなく、発着都市のアルファベット順なので見づらい。

 

昼食を終え、ゲートでスタンバイしているとやや遅れるとのアナウンス。

待っている間にダラス(DFW)までの初便の遅延が拡大していく。
DFWの接続便の出発が17:55なのでこの時点で詰み。

次第に遅れが拡大していき、これは接続できないのでは、と思い始めたところにとどめのメールが着信。再予約に失敗したから電話してね、とのメール。

再予約に失敗したから電話連絡をくれとのアメリカン航空からのメール

待っていても仕方ないので、搭乗ゲートのアメリカン航空のグラハンさん(以下AAグラハン)に便の変更を依頼。ジャパニーズの英語力を見せつけてきた。以下英語での会話を要約したもの。

(管理人)
「この便の遅延で接続できそうにないから、搭乗便の変更をお願いしたい。BHM→DFW→ATLではなく、18時発のBHM→ATLにすればCDG行きの便に接続できるから変更をお願いしたい」

(AAグラハン)
「That's crazy connection. なんでこのルートで購入したの」

(管理人)
「British Airwaysでもともと購入していたが、British Airwaysの便がキャンセルになったせいでデルタ航空便に振り替えられている」

(AAグラハン)
「(少し端末を操作して)我々ではデルタ航空の予約を変更することができないから、British Airwaysに電話して変えてもらって。これが電話番号ね。」
(管理人)
「OK、ありがと。(I appreciate your help.) 」

ということで、購入元のBritish Airwaysに連絡をするように言われたので電話したが回線が混んでるから後でかけなおすようにとの自動音声が聞こえるのみ。

どうしようもないので、BHMを出てDFWの次に経由する空港であるATL行きの直行便が18時発であるデルタ航空へのカウンターに赴き、グラハンさん(以下デルタグラハン)に事情を説明。

デルタ航空。BHM発ATL行きDL2900便。グラハンさんにお世話になった。

(管理人)
「アメリカン航空でDFWまでの便をとっていて、DFWからはデルタでアトランタへ向かう予定になっている。最終目的地はパリだが、DFWまでのアメリカン航空便が遅延していて乗り継ぎができなさそう。ここのアトランタまでの直行便に変更して欲しい。」

(デルタグラハン)
「アメリカン航空のカウンターに行ってくれ。意味わかる?(Does it make sense?)」

(管理人)
「(E-ticket控えを見せながら)元々ブリティッシュエアウェイズで購入しているが、ブリティッシュエアウェイズ便が欠航になってデルタに振り替えられて、ブリティッシュエアウェイズに電話が繋がらない。助けが必要だ(I need help, please.)」

(デルタグラハン)
「(E-ticketと搭乗券を見て)状況はわかったけどここで振り替えることはできないから、アメリカン航空のカウンターで頼んできて」

(管理人)
「丁寧にありがとう。良い一日を。」

 

デルタ航空のカウンターもダメだったので、アメリカン航空のカウンターにもう一度並びつつ、再びBritish Airwaysに何回か電話したが、コールセンターの業務時間が東海岸時間で16時までだったので15時で営業時間外になってこちらは終了(バーミンガムは東海岸時間より1時間遅れている)。12回かけたがついにブリティッシュエアウェイズの電話対応はなかった。

British Airwaysのコールセンターに12回電話をかけたの図
海外旅行時のe-simはこういう時のために電話番号付きのものを選ぶほうが良いだろう。

カウンターでの搭乗予定便のAA3962便の遅延のお知らせ

もう一度同じアメリカン航空のグラハンさんに対応していただき、航空券がどうしても取れないか依頼してみた。以下が会話内容の要約。

(管理人)
「さっきはありがとうございました。何回もごめんなさい。(I'm sorry to bother you.) 教えてもらったブリティッシュエアウェイズの電話に10回以上電話かけたんだけど回線が混んでて出てもらえなくて困ってます。あなたの助けが必要です。」

(AAグラハン)
「気にしないで。(端末を無言で操作)」
しばらくしてから
「明日の朝BHM発のワシントンとJFK経由でパリまでのチケットとったよ。」

(管理人)
「すごい。ありがとう。とても助かります。辛抱強い対応に感謝します。」

新しく発券して頂いた搭乗券。翌朝発ではあるが、BHM→DCA(ワシントン)→JFK(ニューヨーク)→CDGの経路でオールアメリカン航空で取り直して頂けた。AA5078→AA4420→AA44。
完全に新しいフライトとして取っていただいた為、デルタ航空のフライト予約は残ったままだった。

(管理人)
「ところで既にチェックインしてある荷物はどうなる?」

(AAグラハン)
「荷物のナンバーとかわかる?」

(管理人)
「(写真を見せながら)ナンバーはわからないけど、これがタグの情報。」

(AAのグラハン)
「ナンバーあるといいけど、まあいいや。黒のスーツケースね。他に特徴ある?」

(管理人)
「(写真を見せて)この破れた黄色いタグが付いてる」

(AAグラハン)
「(端末操作しながら)このカウンターの近くに荷物がピックアップされてくるから待っておいて。」

(管理人)
「OK、ありがとう。あと明日の朝発なら宿はどうなりますか?ご飯は?」

(AAグラハン)
「(顔を寄せて)いいホテルを取ったよ。あとこれがバウチャーね。」

(管理人)
「いいホテルやん。助かる、ありがとう。辛抱強く対応してくれてありがとうございました。」

ヒルトン Birmingham at UABのホテルバウチャーももらえた。ちなみに食事券は当日/翌日のいずれでも1回使用できる$12だった。いずれもアメリカン航空のアプリにすぐに反映された。

ここまでやり取りが終わったところでBHM→DFWの欠航の通知がスマホに届いた。欠航になったことでカウンター待機列に並ぶ搭乗予定客の数がかなり増えた。

搭乗予定便、2本目の欠航...

荷物を待つだけなので1時間以上待っていたが、一向に来る気配がなかったので、カウンターの列が途切れそうになったところで再び並んで聞いてみたところ、欠航になったから下のターンテーブルで回っているはず、との返答。さっきと違うやん。

荷物待ちの間に飛んで行ったサウスウェスト機。

搭乗予定便になる予定だった飛行機。マイアミ行きになっていた。機材繰りが間に合わなかったのだろう。

お世話になったグラハンさんに軽く会釈をしてから制限エリアを出て、ターンテーブルに向かったが、荷物は全く見当たらない。

ロスバゲ対応所的な場所に向かってようやく対応して頂けた。もう一度写真を見せながら説明して、コードがあるといいんだけどね、と言われながらも探してみるね、との返事を頂けた。

待つこと10分、手元に預け荷物が戻ってきた。ようやく振り出しに戻った。

 

ホテルバウチャーをもらえたヒルトンには空港送迎サービスがあるので電話をかけてみたところ、これから向かうとの返事。
ヒルトンの送迎車が空港に到着してから、サウスウェストのクルーも待ちたいとのことだったので待っていたが、悪天候でダイバートしたらしく、結局管理人だけを載せて車は雨の空港を後にした。

➃小休憩

ヒルトンは今回の旅行の中で一番高いランクの宿だったと思う。


ヒルトン Birmingham Downtown at UAB

管理人一人のためにダブルベッド2台の部屋が割り当てられた。916号室。

ヒルトンに着いてから、向かいにあるサブウェイで適当に食事を済ませ、就寝した。夜に起きてスマホを見るとまた、欠航による経路変更の知らせ。3度目だ。

欠航の知らせ。搭乗便変更は続く…

ワシントン経由でニューヨークに向かうのがシカゴ経由に変更になっていた。

3度目の経路変更。今回はBHM→ORD(シカゴ)→JFK(ニューヨーク)→CDGだ。AA6066→AA532→AA44。
➀元々の予約 AA3962, 欠航 BA192, 欠航 BA314
  BHM→DFW DFW→LHR LHR→CDG
➁前日変更された予約 AA3962, 欠航 DL374, 大幅遅延 DL84
  BHM→DFW DFW→ATL ATL→CDG
➂当日午後に変更された予約 AA5078 AA4420, 欠航 AA44
  BHM→DCA DCA→JFK JFK→CDG
➃当日夜に変更された予約 AA6066 AA532 AA44
  BHM→ORD ORD→JFK JFK→CDG

本日までの経路変更まとめ


⑤再出発

早朝4:15ホテル発のバスでBHM空港へ向かい、6:15発の飛行機をスタンバイ。今日こそはフランスへ!

だが、早朝から微妙な通知が来ていた。

f:id:Ma_Te:20250305192604j:image

次はニューヨークが悪天候らしい。

 

不安になりながら空港に向かったが、結局、この後は通常通りに何事もなく搭乗することができた。


搭乗記はこちら。

ma-te.hatenablog.jp

ma-te.hatenablog.jp

 

EU261法を申請した様子の記事はこちら。

ma-te.hatenablog.jp

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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