ワシントンDCでスペースシャトルを見にスミソニアン航空宇宙博物館に行くという1日観光を終わらせてから、所用のあるアラバマ・バーミンガムに向かった記録です。
ワシントンDCまでの搭乗記はこちら。
今回の目次は以下の通り。JALマイルでアメリカン航空を特典航空券での購入とアメリカン航空の遅延からの振替が話のメイン。
1. 搭乗前
1-1. チケット購入
1-2. 預け荷物について
1-3. 遅延と振替
2. ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)
今回はJALマイル発券のチケット利用。JALの特典航空券サイトからはシステムエラーが吐き出されて予約できなかったので、JALのLINEで空席確認を数日前にして、熟慮の末、JMB会員専用の予約電話でマイル購入とした。
電話での航空券予約は通常手数料が5000円ほど取られるが、ネットで予約できず、連絡差し上げている旨説明して、電話手数料は回避となった。
今回購入したのアメリカン航空のAA5561便。アメリカン航空は燃油サーチャージがかからないのでチケットは発券手数料の880円かかるだけだった。座席指定は無料でできた。
電話予約をした際に、名前が(苗字)/(名前MR)と名前の後にスペースを空けずに敬称のMRが入力されており、問題がないか問い合わせたが「JAL発券の航空券は通常名前と敬称の間にスペースを入れていないため問題はない」との回答だった。
ちなみにJALのLINEはレスポンスが1-3時間とかなり遅いため、一度に問い合わせ内容をすべて書いて、返信を待つスタイルで使うと有効活用できると思われる。急ぎなら電話で問い合わせるとよいだろう。
アメリカ国内線はフルキャリアであっても荷物は別料金になるため、通常予約であれば予約に加えて預け荷物の予約をする必要がある。
自分はJAL国際線サポートのLINEアカウントで特典航空券に含まれているかどうか相談をしてみたが、アメリカン航空の管轄なのでJALではどうしようもないとの回答だった。
アメリカン航空のアプリで航空券番号を登録した際に、預け荷物までの予約はされていないことが分かったため、結局別途購入となった($40)。



実際は、16時間前の時点で既に空港で購入をするようにとの表示に切り替わっていた(右)。
アメリカン航空では預け荷物は出発24時間前から2時間前の間に購入となるようだ。が、実際のところ、16時間前の時点でアプリには空港で購入するように(上写真右)との表示が出てオンライン決済は不可となった。結局預け荷物は空港でクレカ決済での支払いができた。
結論としては「JALマイル発券した際のアメリカン航空国内線の預け荷物料金は空港で支払う」ということになった。国際線乗り継ぎであれば購入時に国内線の預け荷物料金は含まれているようだ。
DCのスミソニアン航空宇宙博物館別館を堪能しているときに、スマホの通知で2時間ほど遅延となる旨連絡がきた。
アプリで振替候補便と詳細が表示されたが、当日中に現地着できそうでかつ今から移動して間に合う便が1本しかなかったため、その便を選択することにした。乗り継ぎ時間が1時間だったのが不安だったがどうしようもない。



翌日以降の便に振り替えることもできたようだ。
バスとDCメトロでIAD近くのスミソニアン別館からDCAまで移動し、カウンターの係員さんに振り替えて問題がないことを確認し、その上で預け荷物を購入したい旨伝えて23kg分を1個($40)購入した。荷物は2区間分であったが1個$40のままだった。




航空券発券させてからそのまま保安検査を通過して搭乗口へと向かった。
2. ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)
今回の搭乗に利用したのはロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)。
DCには主な空港が3つあり、そのうち今回利用したDCAは主にアメリカン航空が使用している。DCAはワシントンDCに最も近いため、議員が良く利用するらしい。日本の羽田空港に相当するのだろう。
そのためか、「アメリカ」の主張が強かったように感じられた。
日本で退役自衛官にこうしたメッセージが出されることはまずない。
ちなみに今年の1月にアメリカン航空機とヘリが衝突したのもこの空港だ。
保安検査が終わってから夕食を適当にテイクアウトして振替便の出発を待った。もともとバーミンガムまでの直行便だったのを2区間に分けての振替なのでシャーロットで乗り継ぐ必要がある。
DCAにて。機体後方にはワシントン記念塔が見える。


短時間だから良いがまあまあ狭かった。
タキシーが長く、気が付いたら寝落ちしていた。スミソニアンで丸一日カメラ片手に回っていたから仕方ないが、離陸を逃してしまった。
上空ではドリンクとビスケットのサービス。夜遅いので水をお願いした。
機内WiFiも無料で使うことができた。
飛行時間は1時間と短く、あっという間にCLTに向けて降下。


あまりに突然の便変更で前情報が某ブログの「空港地図は事前に不要と思います」との文言だけで乗り込んだ空港だったが乗り継ぎは意外とすんなりできた。
自分も行ってみて「CLTは迷わず行けると思います」と言えると思った。
CLTはアメリカン航空にかつて吸収されたUSエアウェイズのハブ空港であったことから、現在はアメリカン航空のハブ空港となっている。そのため、アメリカン航空の機体が多い。
乗り継ぎ目的で言った空港で、もうご飯も済んでいたので特に何も購入せず次の便の出発を待った。売店はほとんど閉まっていた。
スクリーンショットを忘れたが、アメリカン航空のアプリでは預け荷物がCLTで降ろされてBHM行きの乗り継ぎ便に搭載されたことをリアルタイムで確認することができた。
搭乗口にたどり着いて安心したのも束の間、こちらも遅延するとの知らせ。翌朝早いのに。


ライフジャケットは幼児用しかなく、大人はシートの座面を外して浮きにするらしい。
離陸はまた夢の中だった。待ちくたびれてシートに座ると安心するのだろう。
気が付いた時には到着前だった。
今回のフライトデータはこちら。20分ほど遅れて23時半到着だった。
6. 深夜にアメリカの空港に到着した
バーミンガム・シャトルズワース空港(BHM)に到着したのが12時前ということもあり、消灯している箇所も多かった。
預け荷物をピックアップしてからLyftで宿(Airbnb)へと向かった。終バスは出発済で、鉄道アクセスはそもそも存在しない。アメリカ車社会なのだ。
初めてのLyft利用で、初回はドライバーに予約キャンセルされたが、顔写真設定をしたら迎えに来てもらえた。宿に着いたのは0時半だった。
今回利用したのはこちら。
https://www.booking.com/Share-9yGJzL
ちなみに、元々搭乗予定だった便の遅れは3時間半まで拡大して、空港に着くのは午前1時だったようだ。社会人になって懐に余裕ができたら昼行便で身体の負担を軽めにして行きたいところだ。
BHMからのこの後の搭乗記はこちら
最後までお付き合いいただきありがとうございました。