8年前の記事を4本連投したので今回は最近の記事を扱ってみる。
名古屋空港開港20周年記念でエアーポートフェスティバルなるものがあることを知ったので、未訪問だったあいち航空ミュージアムと合わせて覗いてきた。
目次
1. エアーポートフェスティバル
2. あいち航空ミュージアム
3. 飛行機撮影

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kouku/nagoyaap20th.html
イベントの存在に気付いたのが前週であったこともあって参加できたのは機体展示のみでこれが今回の記事のメイン。滑走路ウォークや自動運転バスは事前予約が必要で参加できなかったので省略。
で当日。機体展示はKC767。詳しくないので調べた情報をまとめていく。

会場に入ってすぐにこれが迎えてくれた。月並みの感想だが、大きい。
KC767は空中給油・輸送機に分類される。原型となったB767-200ERは現在の中型機の標準型であるB787の先代にあたり、1984年デビュー。日本ではKC767は2008年に1・2号機、2009年に3号機、2010年に4号機がそれぞれ全て小牧基地に配備されたそう。配備は4機で打ち止めで、これ以後の給油機はKC46Aが2021年より美保基地に配備されているようだ(全てwiki情報)。

(馬市→駒来(こまき)→小牧、らしい)
KC-767は他機への給油は機体後部のフライングブームを使って実施するが、KC-46Aはフライングブームでの給油に加えてドローグ(ホース状の給油装置)でも給油することができることで、それまで非対応だったオスプレイやF35Bの給油にも対応できるそう。

ブームの根元には調節用のカメラが3+2の合計5機ある。
KC767は給油機以外の役割として輸送機の役割もある。ニュースで実際に邦人保護の輸送している様子が報じられていたことがあったので、今回の訪問はその中がどんなものか見ることも目的のひとつである。輸送人員は200名だそう(KC46Aは104名)。


https://www.mol-service.com/ja/blog/why-you-board-airplane-from-left-side

意外と旅客機っぽいが、オーバーヘッドビンが無く、代わりに写真左のような荷物棚があった。


座席背面の左上の黒いのは禁煙マークとシートベルト着用表示が光るところで、その下の四角形の窪みは読書灯のスペース。右側の蓋らしきものの中には酸素マスクが入っている。




おそらくここはカーゴドアの場所。


新造機のはずだが原型が旅客機のせいか窓を埋め込んだ跡が見える。



平和な世の中なので普通に生活する分にはKC767に関わる機会はないが、2023年にイスラエル情勢の悪化を受けた邦人保護輸送でヨルダンからシンガポール経由、羽田空港までの邦人輸送で活躍していたことは記憶に新しい。
「羽田に空自KC-767、飛来 イスラエルからの邦人退避で」 2023/10/23
https://flyteam.jp/news/article/139909
月間「航空情報」公式 twitter 2023/10/23
https://x.com/armii93881392/status/1716275390145286454
人員輸送だけでなく貨物輸送での実績もある。2016年の熊本地震や2023年のトルコ地震で援助物資の輸送についていたようだ。
「防衛省とNATO、初の緊急援助活動 KC-767がトルコへテント運ぶ」 2023/3/20
https://www.aviationwire.jp/archives/273000
KC767運用部隊について(熊本地震関連の写真がある)
https://mamor-web.jp/_ct/17637593
KC767についてはここまででおしまい。
展示機は空港の制限エリア内に展示だったため、空港に発着する飛行機をグラウンドレベルで見ることができた。



2016年の南スーダンの邦人保護ではこちらの機種が活躍した。

スカイシャフト21というNPO法人の機体らしい。御岳山がうっすら見える。

2. あいち航空ミュージアム
13時で機内公開は終了なので、その後はあいち航空ミュージアムへ。実機だけでなく、模型のコレクションや部品展示が充実していたり、職業体験ゾーンが楽しそうだったり。MRJもモックアップがまだ残っていた。モックアップは中のシートの故障が多く、実機が入るらしいので展示終了になるかもしれない。





KC767の先ほどの展示会場はミュージアム前なので窓越しに撤収作業を見れた。博物館の屋上は開放されている(要入館)ので高い所から滑走路を眺めることができる。


以後の写真はミュージアム屋上より撮影したもの。











日本におけるPitts S-2をまとめたサイトはこちら⇓
http://hikokikumo.net/His-Civ-Pitts-001.htm




ここまで撮って閉館の17:00になったのでこの日は終了。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
追記
➀あいち航空ミュージアムでは公式に空港駐車場の利用が推奨されているが、隣接するエアーポートウォーク(商業施設)の巨大駐車場は無料である。エアーポートウォークからミュージアムへは直結の連絡通路がある。お昼に商業施設のフードコートで食事ををとりつつ再入館の見学も良いだろう(ミュージアム内にカフェはある)。
➁名古屋空港近辺には実はあいち航空ミュージアム以外にももう一つ「航空館boon」という航空博物館が滑走路を挟んで反対側にある。管理人は帰宅後に気が付いたので今回は訪問できず。
https://www.town.toyoyama.lg.jp/shisetsu/boon/1001014.html